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メディカルコラム

え!?羊を数えても眠くならないってホント!?

2015年2月23日

2015年が始まって早いもので、もう2ヶ月が経とうとしています。
そんな2015年の干支は・・・「羊」ですね!

みなさんは眠れないときに羊を数えた経験はありませんか?
「眠れないときに羊を数える」ようになった由来はいくつかありますが、
もともと英語圏で発祥した文化であり、Sheep(ひつじ)とSleep(寝る)の言い方が似ていることから
英語圏の人々が羊を数えたことがはじまりと言われています。

本来は、羊がいる景色を想像して眠りを誘っていたようですが
日本ではあまり効果が得られないことがわかっています。
なぜなら日本では羊はあまり身近な動物ではなく、羊がいる景色を想像しようとした時に
余計に想像力を働かせなければならないからです。
その結果、リラックスした状態になれず目が冴えてしまうようです。

ではそもそも、人が眠くなるメカニズムとはどういったものなのでしょうか。

もともとヒトは体内時計というものを身体の中にもっており、
通常は朝に目覚めて夜になると眠るというサイクルを繰り返しています。
朝になると太陽が昇って明るくなり、夜になると太陽が沈み暗くなるのを脳が感じ取るのですが、
光を完全に遮断して実験しても、ほぼ25時間で眠りと覚醒を繰り返すことがわかっています。

その体内時計は光によってリセットされますが、
こ こには「メラトニン」という脳から分泌されるホルモンが深く関わっています。
日中は少量ですが、夕方になるにつれて分泌量が多くなり、眠りを誘うようになっています。
 この仕組みによって人は自然な眠りにつくことが出来るのです。

しかし、現代では睡眠不足の日本人が増加傾向にあります。
睡眠不足によって起こる症状としては、疲労感・倦怠感・集中力や記憶力の低下等々です。

 それでは、どうすればよく眠れるのでしょうか・・・

方法としては、次のことが有効だと言われています。

 ■朝、太陽の光をたっぷり浴びる
  (午前中に浴びる30分の太陽光は睡眠薬1錠分と言われている)

 ■お布団の中にまで悩みを持ち込まない

 ■香りで心を落ち着かせる(ラベンダー・カモミール・ローズマリー・サンダルウッドなどがオススメ)

 ■寝る前に、テレビやパソコン・スマホの光を目に入れない(脳を覚醒させてしまうため)

 ■寝具やパジャマを肌触りの良いものにする

 ■落ちついた音楽を聴きながら寝る

などがあります。

さらに、よく眠ることで身体だけでなく脳の疲れも回復し、
ストレス解消・病気の予防・記憶の定着につながるなどの多くの効果が得られるようです。

睡眠の効果を最大限にするためにも、睡眠の仕組みを理解し、
心身ともに「リラックス」して眠りにつくことが大事なのですね。

これを機に自分なりの熟睡方法を見つけてみてはいかがでしょうか?

 

以上、メディカルコラムでした。medical_clum_sheep.jpg<参考>

・厚生労働省 e- ヘルスネット